桶谷式では断乳を母子にとって一つの大きな節目と考えています。
しっかりと一人歩きができ始めた赤ちゃんは、内臓機能がしっかりし、食事だけでも消化吸収できはじめた目安になります。また、この時期は自我が芽生え始める時期であり、今まで授乳という肌と肌の触れ合いによるコミュニケーションから、言葉を通して理解するように変化します。断乳を通して母子ともに成長を感じ次へのステップになります。一般的に、断乳前に授乳回数を減らしていく方法が多いですが、桶谷式ではつまりやしこりを残さないためにも、また、赤ちゃんにもしっかり満足して次へのステップへ進んでもらうため、授乳回数は減らさず、制限せず最後までしっかり授乳をして断乳となります。そうすることで、聞き分けのよくお乳を卒業できることが多いです。
お母さんと赤ちゃんに合った断乳方法をアドバイスさせていただきたいと思いますので、まず、断乳を考えられましたら、一度ご相談ください。また、自分で断乳した場合、お乳が張って痛い、すっきりしないなど、トラブルが生じるケースもありますが、相談室の予約状況によっては申し訳ございませんがお受けできない時もありますので、事前の予約をお勧めします。